胡乱座のこと

「120年前からそこにある建物で寝る」のコンセプトを持った、インスタレーションとしてのゲストハウスです。

日本の古い暮らし方が体験できるゲストハウスです。

1年間に約800軒の京町家が取り壊されています。

その伝統家屋に滞在してください、そして「見て」、「触れて」、「感じて」ください。

現代人が失いつつあるものについて考えていただければと私たちは思っています。

120年前の自然環境や生活に合わせて建てられた建物です。

現代の気候や生活習慣や考え方とは合わない部分があります。

設備や注意事項を確認して、了承してから予約してください。

胡乱座は・・・「京町家」

胡乱座に足を踏み入れた時に感じる匂いには何とも言えない懐かしさがあります。家の奥に続く土間には目を奪われますし、7メートルを超える火袋を見上げれば開放感に包まれます。

 

京町家とは、京都独特の格子戸、虫籠窓(むしこまど)などの造りを備え、伝統建築工法で建てられた、京都の人々が昔から暮らす普通の家屋です。

胡乱座の改修

胡乱座の建物は、1897年(明治30年12月8日)に棟上された京町家ですが、20世紀終わりからの十数年間は、住み手がいない状態で荒れていました。

 

2003年に4ヶ月以上を費やし、傷みの激しい部分を補修した結果、荒れていた京町家は見事に蘇りました。

 

「修理をしながら住み続けること」が前提の伝統建築工法だからこそ、蘇ったのです。

京町家と風土

本物の木と土で組まれた京町家は「うなぎの寝床」と呼ばれるほど奥に長いものです。

 

そして京町家は、京都の暑い夏をいかに涼しく過ごすかに重点を置いて造られています。

つまり、夏は比較的涼しく過ごせますが、当然、冬は寒いということになります。

京町家・胡乱座での体験

京町家は、京都の風土にあわせて考え抜かれ、工夫されていますが、自然素材には限界があります。快適さを追求した現代の建築物とは違って、不便なところ、不十分なところがたくさんあります。人間が町家に慣れながら過ごさなくてはなりません。

 

そして、

近年の暑さへの覚悟も、もちろん必要になります。

 

つまり、

人間が自然の中で、自然を感じながら過ごすこと、これが町家で体験できること、胡乱座での体験となります。

”胡乱座”の意味するもの

“胡乱座”とは、“法会などで、僧侶が位次、席次によらず、勝手に、とりあえず、適当に座ること” を意味する禅家の言葉です。

 

あるじAとBは、この “胡乱座” を “肩書きに縛られず、良い加減に過ごせる場所” と読み替えました。そして、そんな場所がいいと感じました。「胡乱座」では、「肩書きにとらわれず、胡座(あぐら)をかき胡乱に・・・よい加減で」過ごしていただきたい。

 

そんな思いで、2005年7月13日に、「胡乱座」を開店しました。

胡乱座の基本「使い続ける」

昔、町家を建てる時には古材を利用したといいます。柱の根元が腐ったら「根継ぎ」という手法で悪い部分だけを交換しました。壁を塗りなおす時にはがした土は、壁に再利用しました。古畳の藁を混ぜた土は、壁や瓦を支えるのに利用しましたし、壁のひび割れの補修には、いらなくなった蚊帳を利用しました。

 

胡乱座にも、古材が使われています。修理を怠らなければ、ずっと住み続けることができる町家は、“使い続ける” 感覚を伝えていると感じます。

 

胡乱座の建物を末永く大切に扱いたいという思いで下記の認定を受けました。

 

 *2008年3月

   国の登録有形文化財建造物

   京都市の景観重要建造物

 *2009年11月

   国の歴史的風致形成建造物

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